提供会社で料金はどう違う?トランクルーム導入の手引き書

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どのタイプがあなたにぴったり?トランクルーム選びのポイント

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トランクルームのタイプ一覧と選定のポイント

トランクルーム選びのポイント一言でトランクルームといっても、実は様々なタイプのトランクルームがあります。大きな違いは屋内にあるか屋外にあるかですが、例えば屋内のサービスの中でも様々な違いがあります。
サービスや保証、セキュリティー、利用形式などの違いによって料金は変わります。預けるものの種類や期間によっても適切は預け先は変わります。
また、提供会社によって保証内容が違ったり、別途かかる費用が違ったりしますので、事前にどんなサービスがあり、それに対して料金がいくらかかるかは知っておいたほうが良い判断ができます。 このページでは、トランクルームのタイプの違いと、選ぶ際に検討したほうが良い項目について説明します。


トランクルームのタイプ

トランクルームは大きく分けて、屋外にコンテナが置かれるタイプの屋外型と、ビルや1軒屋等の室内をトランクルームにした屋内型の2タイプに別れます。それぞれさらに分けることができます。それぞれについて説明します。


屋内型

屋外型との大きな違いは、やはりセキュリティーや、温度・湿度の管理といった管理面でしょう。室内にあるため、温湿度管理やセキュリティーなど、管理が行き届きやすいのが屋内型です。 屋内型には、様々なタイプがあります。


【一部貸し】

最も一般的なのがこのタイプです。ビルの1階や一部屋など、一部がトランクルームになっているパターンです。 物件によって条件は様々ですが、温度管理、湿度管理がされている事がほとんどで、警備の巡回や防犯カメラなど、セキュリティーもしっかりしている場合は多いです。 ビルの複数階に渡る場合、2階、3階がある場合、エレベーターがないと搬入・搬出が大変なので、エレベーターががあるかどうかは確認するようにしてください。


・一部屋貸しタイプトランクルームに預けるものの例

温湿度管理やセキュリティーがしっかりしているので、衣服や書類など、カビが生えやすいもの、良い状態で保管していおきたいものでも保管が可能です。


【一軒家タイプ】

使われなくなった一戸建てをリノベーションしてとランクルームにしているケースがあります。外見は完全に一軒家です。立地にもよりますが、駐車場がトランクルーム入り口から近い場合は搬入がし易いなどのメリットがあります。一般的にビルの一室タイプよりはお値段が抑えられる傾向があります。


・一軒家タイプトランクルームに預けるものの例

温湿度管理やセキュリティーがしっかりしている場合が多いですが、もともと一軒家なのでビルの一室ほどの管理を期待できない場合があります。物件を見て判断ですが、衣服や書類など、カビが生えやすいものは避けたほうが良い場合があるかもしれません。


【ビル丸ごと貸し切り型】

ビルを丸ごとトランクルームにしている場合があります。ビルまるまるトランクルームで警備も行き届いていますから、最もセキュリティーがたかく、また女性でも安心して利用しやすいのがこのタイプでしょう。 ビルまるごとなので、フロントに管理人さんがいることがほとんどで、いろいろな相談ができるのもメリットの一つです。 ただしその分お値段は高くなります。


・ビル丸ごと貸し切りタイプに預けるものの例

温湿度管理やセキュリティーが最も万全なのがこのタイプです。禁止されているもの以外はどんなものを預けても基本的には問題は無いですが、お値段が張るので、お値段とのバランスを考えて、重要なものの保管などに利用するのが合理的だと思います。


【配送型】

トランクルームは通常、トランクルームまで直接いって荷物の出し入れをするのが基本です。それに対して、配送型は自分で出し入れするのではなく、配達業者を使います。預けるときはトランクルームまで送り、荷物を取り出すときは逆に送り返してもらいます。 荷物を預けに行くのにレンタカーを借りる、などしている人にとっては、このタイプがよいかもしれません。 ただし、配送事に梱包費、配送費がかかりますし、出し入れのためには配送分の時間がかかるデメリットがあります。


・配送型トランクルームに預けるものの例

こちらも、トランクルーム専用のスペースを使用しているケースが殆んどなので、使用温湿度管理やセキュリティーはしっかりしているはずです。ただし、配送で保管するため、保管場所を実際に確認できるわけではない点は難点かもしれません。基本的にはどんなものも安心して預けて大丈夫なはずですが、他のタイプと比べ、現地に行って保管場所の状態を確認しない点が違うので、それで問題ないと思えるものを預けるのが良いでしょう。


屋外型

屋外型は、屋内型とくらべて安価という特徴があります。その分温度や湿度の管理が行き届いていないなどのデメリットはありますが、預ける物によっては全く問題ないケースも多いです。

用途としては、建設会社が機材を入れていたり、カー用品を入れたりなどの用途が多いようです。 温度管理がされていないといっても、壁面に断熱材などがしっかりと取り付けられているケースが殆んどなので、外気の温度から±5度程度に保たれているようです。

屋内型と比較して、コンテナのすぐ前まで車をつけられる場合が多いので、搬入搬出が非常に楽というメリットもあります。

個人的な話ですが、学生時代、バンドサークルがアンプなどの資材の保管に利用していた事を思い出します。


・屋外型トランクルームに預けるものの例

カー用品や建築資材、園芸用品など、温湿度の変化に影響を受けづらいもの。 ※除湿剤などを入れて、書類や衣類を保管するケースもあります。


海上輸送用コンテナ使用モデル

海上輸送用コンテナに手を加えてトランクルームにしたものです。屋外型のトランクルームではこのタイプが多いです。 海外輸送用コンテナの使い回しとはいえ、コンテナがとても頑丈にできているためトランクルームとしての利用に特に問題は生じません。


・海上輸送用コンテナタイプに預けるものの例

建設資材やカー用品など、温湿度に強いものであれば安心して預けることができます。除湿剤などを併用すれば湿度対策もできるので、衣類や書類などを預けるケースもあるようです。


専用トランクルーム使用モデル

トランクルームの需要が増えてきたので、屋外用のトランクルームを専門に制作する業者もでてきました。海上輸送用コンテナとくらべ、 トランクルーム用に作られたほうは、温湿度への強さや使いやすさなどでメリットがある場合があります。


このようにトランクルームには様々なタイプがあります。ニーズによって、どのタイプが最適かが変わってきますので、ご自身の預けたいものや、 預けたい期間、また搬入の仕方や頻度を考えて、最適なトランクルームを選択してください。


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トランクルームを選ぶ時に考えておきたいポイント

トランクルームを選定するときに、料金や保証、条件などはとても重要だと思います。 どのような点に気をつけて判断すべきか、判断軸をまとめました。


【初期費用】

事務手数料、保証金、管理費、更新料、解約費、セキュリティーカード発行費用、セキュリティー登録料などの有無。一部無料な業者もあります。


【保険・補償制度】

盗難保険、火災保険、爆破保険、破裂保険などの有無と料金。
無料で加入してもらえる業者もあります。


【保管状態】

温度管理、湿度管理、空調システムが用意されているか。きちんと機能しているか。
空調はあるものの、運転の時間や強度に制限があるケースもあります。


【セキュリティ】

入退館管理システムの種類・有無、鍵・セキュリティーカードの種類、監視カメラ、管理人の有無など。


【契約内容】

最低契約期間、解約通知はいつまでに必要か契約内容全体。


【設備】

エレベーターの有無。荷物が大きい場合は、エレベーターの大きさも確認しましょう。
台車の貸出、バイクボックスの場合はバイク用スロープの貸出の有無の確認もしたほうが無難です。


【階数】

2階以上の場合、荷物の出し入れが大変な場合が多いので注意が必要です。
屋外型コンテナなどでは2階だと安くなることもあります。


【駐車場】

無料駐車場の有無、ない場合は近くにコインパーキングがあるか。一時的に車をおけるスペースが確保されているか。
屋外型の場合、倉庫の目の前に横づけできるか。足場は舗装されているかどうか。


【利用時間】

殆どが24時間利用可能だが、念のため確認をおすすめします。
受付がいる場合、受付対応の時間は決まっているケースが殆んどです。


【周辺の状況】

深夜の利用が問題ない安全な立地か。女性の場合でも、ひとりでも安心して利用できそうな雰囲気か。


このように、トランクルームを借りる際にも、検討したほうがいいことはたくさんあります。これらすべてを考える必要はありませんが、こういう事もあるな、と知っておくと、借りたあとに後悔しずにすむかと思います。参考になれば幸いです。


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私は地方から東京に引っ越して来たとき、家賃の高さに驚き、以前住んでいた家の半分くらいの面積の家に住む事にしました。それでも家賃は3倍で、東京の家賃は恐ろしく高いと驚いた覚えがあります。 家の広さが半分になるので、引越しの際には色んな物を捨てなくてはいけませんでしたが、当時トランクルームについて知っていれば、捨てなくてよかったものも沢山あったと思います。私と同じ経験をする人の助けになればと思い、いま役に立つ情報をまとめました。

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